2017 GW1日目 ハーレー九州キャンプツーリング [キャンプツーリング FLH]
4月27日(木)
サンフラワーの往路4/28大阪南港発ー鹿児島県志布志港着、復路5/1大分県別府港発ー大阪南港着の予約状況を確認したところ、空席が多数あり。
すかさずインターネット予約を済ませ、この時点でGWの九州キャンプツーリングが決定した。
前日までフェリーの予約を控えていた理由は、最新の週間天気予報の動向を確認する為で、4/28~5/5まで晴天が続く予報。
阿蘇には一昨年前にも弾丸フェリーを利用し訪れているが、否応なしに胸が高まる。
4月28日(金)
仕事を15時に終わらせ、16時に自宅を出発。
渋滞が発生している阪神高速を利用し、17時過ぎに大阪南港フェリー乗り場へ到着。
すでに50台?近くの荷物満載のバイクが乗船待ちしている。
乗船手続きを済ませ無事に乗船。
船内ツーリスト部屋にはライダーばかりが集められていた。
定刻より約10分程遅れて南港を出港。太平洋航路の志布志行きは初めて乗船したが、この日は波が穏やかで、またライダー達の寝息も穏やかで、22時には就寝。翌朝6時まで熟睡することができた。
4月29日(土)
翌朝9時頃に、志布志港を初めて目の当たりにする。
天気は快晴!
しかしいまいち気持ちが高ぶらない。
大分県の別府観光港の様な「九州感」は、眼前に広がる志布志港の風景になかった。
9時40分に下船。
今回のツーリングは、積載能力の高いショベルヘッドFLHを選択。
3日で1000キロくらいの走行予定なので、年式からくる疲れを隠し切れないバイクにも、介護保険料を支払う年齢の私にも優しい予定だ。
今日は日南海岸沿いを走り、夕方暗くなるまでに阿蘇山の坊中キャンプ場か、高森町にある鍋の平キャンプ場へ着けば良いとしているだけだ。
特に何も予定はしていない。
当然、宿泊施設の予約はしていない。
キャンプ場の予約もしていない。
志布志港を出て国道220号線を北上し日南海岸をめざす。
ライダーなら共有できる感覚だと思うが、交通量の少ない美しい海岸線は、いつまでも走っていたくなる。
途中「道の駅フェニックス」に立ち寄る。
混雑すると聞いていたが、この日は意外と閑散としていて静かに昼食をとることができた。
昼食後、地元のご年配のライダーに声をかけられる。
この先、宮崎市内で音楽関係のお祭りが開催され、一般道路が通行止めになっているとのこと。
その影響で国道10号線が酷い渋滞なので「宮崎ICからすぐに高速に乗ったほうがいいよ」と教えて頂く。
先輩ライダーにお礼を申し上げ「道の駅フェニックス」を後にする。
「道の駅フェニックス」展望所より
宮崎ICより高速道路に乗り熊本を目指す。
東九州自動車道から無料区間の九州中央自動車道を快走する。
終点の藤田ICから、新緑が眩しい国道218号で南阿蘇を目指す。
この道は山間部で3桁国道にもかかわらずよく整備されていて、非常に走りやすかった。
途中、高千穂峡に立ち寄ってみた。
高千穂峡には、数年前に妻と旅行で訪れているのと、観光客の多さに驚き、写真だけで立ち去る。
志布志港からここまでの道のりは、混雑や渋滞とは全くの無縁だったので忘れていたが、GW初日だったことを思い出した。
高千穂峡からは国道325号~265号で阿蘇を目指す。
この道はタイトなカーブが多いいのと、登りが続くが、ショベルヘッドは快調そのもので、力強く峠を越えてゆく。
高森町に入ったところで、素晴らしい景色が目前に広がっていた。
特徴的な稜線を見せつけているのが、阿蘇五岳の一つ根子岳だ。
この時の時刻は16時くらい。
ここからすぐ近くの「鍋の平キャンプ場」へと向かうことにした。
GW初日という事もあり、ファミリーキャンパーなどで混雑していることが予想されるので、キャンプ場を覗いてみて混雑しているなら、坊中キャンプ場に行ってみよう。
そこも混んでいたなら今夜は野宿だ。
鍋の平キャンプ場へと向かう道の両脇には、牛に与える飼料となる美しい牧草地が広がっていた。
鍋の平キャンプ場
キャンプ場には先客のライダーが一人いただけで、他には管理人も誰もいない。
管理棟には古びた利用券の自動販売機と、管理人の携帯電話の番号があったので電話してみると「自動販売機で券を買っといて。後でもらいに行くから」との事。
キャンプ場を見て回ると、設備などは炊事場や洗い場が揃い、トイレも奇麗で芝もよく手入れされているが、サイト全体がわずかに傾斜している。
またサイトを形成している土壌は柔らかく、テントのペグは軽く手で根元まで押し込めた。
なのでマリオカートの様な、芝刈り機のタイヤの轍が、縦横無尽に深く刻まれ、私の鉄馬は荒馬の様に、尻(シート)を振り上げていた。
ハーレーに乗る方はご存知だと思うが、ハーレーにはシートだけが、ピョコピョコとバネの力で遊具の様に上下するものがある。
そうそう3分100円の温水シャワーもあった。
景色も非常によく、今日は人が少なく静かに過ごせそうなので、ここでテントを張ることにした。
利用券の自動販売機に、利用料のお金(1000円)を入れるのが少し不安だったが、ちゃんと券が出てきた。
テントを張り終え、近くの(10分くらい)スーパーへ買い出しに行く。
荷物を降ろし身軽となったFLHは、高森町の素晴らしい景色の中を、近所のスーパーへと向けて颯爽と駆けてゆく
スーパーの帰りに温泉に寄ろうかと思ったが、この時の時刻が17時を過ぎていたのでキャンプ場にあったシャワーで済ますことにした。
キャンプ場に戻り、シャワーを浴びようと100円を投入するも、残念ながら何の機械的動作を起すこともなく、水すら出てこなかった。
近くの温泉に行こうかと考えたが、もう日が落ちかけていたので、この日は洗面場で洗髪だけですませた。
ここに訪れていたもう一人の方が「明日は大観峰から雲海が見れるかもしれない」と言っていた。
「だから朝早くに出発する」らしい。
私は、明日の朝の気分で決めよう。
夕暮れ時から落日までの、何とも言えない時間を一人静かに過ごし、GWツーリングの一日目が終わろうといていた。
サンフラワーの往路4/28大阪南港発ー鹿児島県志布志港着、復路5/1大分県別府港発ー大阪南港着の予約状況を確認したところ、空席が多数あり。
すかさずインターネット予約を済ませ、この時点でGWの九州キャンプツーリングが決定した。
前日までフェリーの予約を控えていた理由は、最新の週間天気予報の動向を確認する為で、4/28~5/5まで晴天が続く予報。
阿蘇には一昨年前にも弾丸フェリーを利用し訪れているが、否応なしに胸が高まる。
4月28日(金)
仕事を15時に終わらせ、16時に自宅を出発。
渋滞が発生している阪神高速を利用し、17時過ぎに大阪南港フェリー乗り場へ到着。
すでに50台?近くの荷物満載のバイクが乗船待ちしている。
乗船手続きを済ませ無事に乗船。
船内ツーリスト部屋にはライダーばかりが集められていた。
定刻より約10分程遅れて南港を出港。太平洋航路の志布志行きは初めて乗船したが、この日は波が穏やかで、またライダー達の寝息も穏やかで、22時には就寝。翌朝6時まで熟睡することができた。
4月29日(土)
翌朝9時頃に、志布志港を初めて目の当たりにする。
天気は快晴!
しかしいまいち気持ちが高ぶらない。
大分県の別府観光港の様な「九州感」は、眼前に広がる志布志港の風景になかった。
9時40分に下船。
今回のツーリングは、積載能力の高いショベルヘッドFLHを選択。
3日で1000キロくらいの走行予定なので、年式からくる疲れを隠し切れないバイクにも、介護保険料を支払う年齢の私にも優しい予定だ。
今日は日南海岸沿いを走り、夕方暗くなるまでに阿蘇山の坊中キャンプ場か、高森町にある鍋の平キャンプ場へ着けば良いとしているだけだ。
特に何も予定はしていない。
当然、宿泊施設の予約はしていない。
キャンプ場の予約もしていない。
志布志港を出て国道220号線を北上し日南海岸をめざす。
ライダーなら共有できる感覚だと思うが、交通量の少ない美しい海岸線は、いつまでも走っていたくなる。
途中「道の駅フェニックス」に立ち寄る。
混雑すると聞いていたが、この日は意外と閑散としていて静かに昼食をとることができた。
昼食後、地元のご年配のライダーに声をかけられる。
この先、宮崎市内で音楽関係のお祭りが開催され、一般道路が通行止めになっているとのこと。
その影響で国道10号線が酷い渋滞なので「宮崎ICからすぐに高速に乗ったほうがいいよ」と教えて頂く。
先輩ライダーにお礼を申し上げ「道の駅フェニックス」を後にする。
「道の駅フェニックス」展望所より
宮崎ICより高速道路に乗り熊本を目指す。
東九州自動車道から無料区間の九州中央自動車道を快走する。
終点の藤田ICから、新緑が眩しい国道218号で南阿蘇を目指す。
この道は山間部で3桁国道にもかかわらずよく整備されていて、非常に走りやすかった。
途中、高千穂峡に立ち寄ってみた。
高千穂峡には、数年前に妻と旅行で訪れているのと、観光客の多さに驚き、写真だけで立ち去る。
志布志港からここまでの道のりは、混雑や渋滞とは全くの無縁だったので忘れていたが、GW初日だったことを思い出した。
高千穂峡からは国道325号~265号で阿蘇を目指す。
この道はタイトなカーブが多いいのと、登りが続くが、ショベルヘッドは快調そのもので、力強く峠を越えてゆく。
高森町に入ったところで、素晴らしい景色が目前に広がっていた。
特徴的な稜線を見せつけているのが、阿蘇五岳の一つ根子岳だ。
この時の時刻は16時くらい。
ここからすぐ近くの「鍋の平キャンプ場」へと向かうことにした。
GW初日という事もあり、ファミリーキャンパーなどで混雑していることが予想されるので、キャンプ場を覗いてみて混雑しているなら、坊中キャンプ場に行ってみよう。
そこも混んでいたなら今夜は野宿だ。
鍋の平キャンプ場へと向かう道の両脇には、牛に与える飼料となる美しい牧草地が広がっていた。
鍋の平キャンプ場
キャンプ場には先客のライダーが一人いただけで、他には管理人も誰もいない。
管理棟には古びた利用券の自動販売機と、管理人の携帯電話の番号があったので電話してみると「自動販売機で券を買っといて。後でもらいに行くから」との事。
キャンプ場を見て回ると、設備などは炊事場や洗い場が揃い、トイレも奇麗で芝もよく手入れされているが、サイト全体がわずかに傾斜している。
またサイトを形成している土壌は柔らかく、テントのペグは軽く手で根元まで押し込めた。
なのでマリオカートの様な、芝刈り機のタイヤの轍が、縦横無尽に深く刻まれ、私の鉄馬は荒馬の様に、尻(シート)を振り上げていた。
ハーレーに乗る方はご存知だと思うが、ハーレーにはシートだけが、ピョコピョコとバネの力で遊具の様に上下するものがある。
そうそう3分100円の温水シャワーもあった。
景色も非常によく、今日は人が少なく静かに過ごせそうなので、ここでテントを張ることにした。
利用券の自動販売機に、利用料のお金(1000円)を入れるのが少し不安だったが、ちゃんと券が出てきた。
テントを張り終え、近くの(10分くらい)スーパーへ買い出しに行く。
荷物を降ろし身軽となったFLHは、高森町の素晴らしい景色の中を、近所のスーパーへと向けて颯爽と駆けてゆく
スーパーの帰りに温泉に寄ろうかと思ったが、この時の時刻が17時を過ぎていたのでキャンプ場にあったシャワーで済ますことにした。
キャンプ場に戻り、シャワーを浴びようと100円を投入するも、残念ながら何の機械的動作を起すこともなく、水すら出てこなかった。
近くの温泉に行こうかと考えたが、もう日が落ちかけていたので、この日は洗面場で洗髪だけですませた。
ここに訪れていたもう一人の方が「明日は大観峰から雲海が見れるかもしれない」と言っていた。
「だから朝早くに出発する」らしい。
私は、明日の朝の気分で決めよう。
夕暮れ時から落日までの、何とも言えない時間を一人静かに過ごし、GWツーリングの一日目が終わろうといていた。
コメント 0