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ショベル ポイントの点検調整 [整備、修理 FLH]

8月29日(火)晴れ


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さてさてショベルと言えば、故障ばっかりで手間ばっかりかかるというのが世間一般のイメージだと思いますが、意外とそんな事はなく普通に走ります。


ただ点検整備の必須項目はあるので、そこはキチンと抑えておく必要はあります.


その必須項目の一つがポイントの点検調整です。


私の愛車FLHは82年式で本来は「フルトラ」なのですがポイント点火に変えています。


フルトラのままならエボと同じで完全にメンテナンスフリーで、尚且つポイントより的確な点火時期だったのですが。




前置きが長くなりました。


私はポイントの点検調整は年2回行っています。所要時間は慣れれば10分くらいで出来ます。


ポイントは今までブルーストリークを使っていたのですが、ガッツクロームの750円?くらいのやつを去年から使っています。


安いので大丈夫?と初めは少し不安でしたが、今のところ何も問題ありません。


コンデンサーはブルーストリークです。今ついてるのは7年?か8年?になります。


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既にポイントが開いた状態です。


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先ずはカムにヒールをのせてポイントを開きます。


キックが付いていないとこの作業は大変です。


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開いた隙間に0,5の隙間ゲージを入れます。


この車両の場合は、半年も乗れば少し狭くなっています。


ヒールは常に回転するカムと接触しているので、痩せてヒールが低くなるからです。




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隙間を調整するには赤丸のネジを少しだけ緩めて、マイナスドライバーでこじって0,5の隙間ゲージがやや抵抗を感じるくらいに調整します。


(前バンク)の調整が出来たら、反対側の(後バンク)の隙間も確認します。


最後にカムを薄くグリスアップします。私はスプレー式のチェーングリスを「シュっ」とひと吹きするだけです。


以上です。これを年2回、10分くらいの時間が掛かるだけです。




ちなみによく「前バンクで調整したら後バンクの隙間が全然違う。カムが編摩耗?」とか言う方がいますが、ほとんどの場合、単にカムが傾いているだけだと思います。


六角のボルトの頭を真鍮棒などで「軽く」コンコンと叩いてどちらも同じ隙間になるように調整します。この作業はガバナーを分解する度に必要です。










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