ハーレー上北山村キャンプツーリング（往路編）

４月２８日（土）晴れ




さて、ゴールデンウイーク初日は絶好のツーリング日和となりました。


今回のツーリングは、久し振りのｓ氏とキャンプツーリングです。


行先は５月連休の混雑とは無縁の、下北山村の野宿ポイントに決定。


そこは昨年、猿の群れに囲まれ投石などの威嚇を受けたので、今回は猿の群れに遭遇してもなるべく相手を刺激せずに事を荒立てないよう注意します。


あれ以来、獣除けのロケット花火や爆竹の装備は念の為に常備しています。



８時５０分に近所のローソンにてｓ氏と待ち合わせ。



同行させて頂くｓ氏の愛車はBMWのGS1200。


「走る」「曲がる」「止まる」は勿論、「積む」までXLHを遙かに凌駕する性能です。


単にバイクの性能が高いだけでなく、ライダーも元モトクロスライダーなので、走行に関して全ての領域で高いポテンシャルを見せつけられます。


私も89年～92年の間、CRやYZ等のモトクロッサーでモトクロスコースを定期的に走った経験がありますがレベルが違います。






さて、そろそろ出発しましょう。



R１６３を笠置方面へと走ります。




笠置大橋を渡り、




柳生を抜けて、針へと走っています。





針インター近くのスーパーで買い出しを済ましておきます。


BMWにはクーラーボックスが積載されているので、食材とアルコールの保存保冷は安心です。


さて、買い出しは済んだので早々に出発します。






針からは大宇陀を抜けてR１６９を目指して走りだします。


交通量が少なく快走が続きます。




R１６９の大滝ダムが見えてきました。


この日はここまで連休初日とは思えないほど交通量が少なく、新緑の景色の中、絶好のツーリング日和となりました。






トンネルを抜けても、



最高の青空が広がっています。






自宅から１３０ｋｍほど走った、

上北山村のスタンドで給油。区間燃費はリッター３０，５ｋｍ





この辺りで丁度お昼時だったので、スーパーで買った弁当を広げるのに良い場所を探す為に、国道から県道に入ります。




そこですぐに面白そうな脇道を発見。





左の沢側にはガードレール等無く、右側の崖からは落石。こんな脇道どうでしょう？


少し進んだだけで、人けのない深い森の中の雰囲気になります。


そもそも上北山村自体が小さな集落で、非常に山深い場所にあります。







森の中でGSが圧倒的な存在感を放ちます。


携帯すでに圏外で、この先スポーツスターで大丈夫？と少し思いましたが「コイツがおるからこの先どうにでもなるやろ」と勝手に結論付け、その結論は口に出さずに胸にしまっておきました。


目の前には美しい清流が流れ、鳥のさえずりと水の音しか聞こえてきません。







ここで弁当を広げましょう。




ここは大台ケ原の麓で、深い山間から湧き出た一滴一滴が生み出した、美しい清流の畔で頂く昼食は大変美味でした。






さて、腹が満たされると2人の興味はこの脇道の先に移りました。








車が通った跡があります。渓流釣りの人が来るのでしょうか？


行ってみましょう。










２ｋｍくらい進んだ所で車の跡が無くなってきました。


この時点で、この先には何もない行き止まりだと確信できていました。


ここから先は落ち葉の絨毯の中に、拳ほどの大きさの落石が隠れたガレ場もあり、写真を残す余裕はありません。







グローブを手汗で濡らし、







県道から６ｋｍほど進んだところでやはり行き止まり。


しかし、この行き止まりから１０ｍ程手前には開けた場所があります。








・・・ここええやん。　ｓ氏と意見の相違はありませんでした。


当初の目的地は下北山村付近の野宿ポイントでしたが、ここ上北山村の山中を本日の終着点としました。






上北山村キャンプツーリング（野営編）に続く







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