四国キャンプツーリング ~野営編~ [キャンプツーリング XLH]
9月16日(日)曇りのち晴れ
美しい中津渓谷を散策し終えた時点で、疲れが出てしまい少し早い時間帯ではありますが、今日はもうどこか静かな場所で、ゆっくりまったりする事にしました。
しかし、どこでテント張りましょうか。
グーグル先生に尋ねてみます。
中津渓谷を更に山道を進むと、夢の森公園キャンプ場と仁淀川町スカイパークがあると教えてくれました。
3連休のキャンプ場に期待はしていませんが、見に行ってみましょう。
山道を進むと、夢の森公園キャンプ場が見えてきました。
山深い場所のキャンプ場ですが、既に色とりどりのテントが立ち並び、人々の大きな笑い声が山に響いています。
この時の時刻は14時33分。
ここは諦めて更に山道を登り、仁淀川町スカイパークを見に行きます。
が、もうキャンプ場は当てにせず、野宿場所を探しながら山道を進みます。
仁淀川町スカイパーク
写真を撮り忘れたので拝借しました。
パラグライダー場の下にある、小さな芝のサイトのキャンプ場です。
パラグライダーの滑走路?があるくらいなので、結構山道を登り時間がかかりました。
ここはファミリキャンパーが1組とバイクが3台でしたが、まだ早い時間なので夕刻にかけて混雑してくる事が予想されるので、ここでのキャンプもなしです。
どちらにしても買い出しがまだなので、山を下り仁淀川町へ向かいます。
ここで、前を走るBMWのs氏が何故か仁淀川町を通過して、国道33号線をひたすら高知方面へと進みだします。
この時の時刻は15時19分
?と思いましたが、s氏に何か考えがあっての事だろうと思いついていきます。
仁淀川沿いの33号線を、15分ほど高知方面へ走った所で、私がs氏の前に出て左に寄せて、その真意を確かめます。
私「どこに向かってるん?」
s「いやぁ景色いいし、走りやすくていい道やったからついテヘ」
私「はぁそない元気やったらカルスト行くか?」
s「はぁそれは無理やろ」
もうこの仁淀川沿いの何処かでテントを張る事にしました。
丁度、河原に4輪駆動で入り、カヌーを車の屋根に積んでいる人を見かけました。
「あの辺バイクで河原に下りれるんちゃうか?」
国道から仁淀川に掛かる橋を渡ると、小浜キャンプ場の看板がありました。
このキャンプ場から河原に下りれるのでしょうか。
小浜キャンプ場にやって来ました。
トイレと水道があるだけの、無料のキャンプ場のようです。
目の前は仁淀川が静かに流れています。
河原に下りてテントを張っている人や、カヌーをしている人がいて意外と賑やかです。
私、s氏「ん~ちょっと違うなぁ」
バイクを降りて、キャンプ場の付近を歩くと見つけました。
河原のやぶの中へと続く、細い悪路を。
突っ込みます。
道と言ってもここは増水時に河底となるのでしょう。
砂と砂利とツルツルの玉石でフカフカで、ハンドルをとられてひっくり返りそうやわ、後輪が空転して前に進まずスタックしそうやわで結構大変でした。
キャンプ場から500mほど進んだ所で道は無くなり、少し開けた場所がありました。
そして、誰もいません。
今夜はここで過ごします。
時刻は16時53分
石がこの大きさになるとフレームの底にヒットし、バイクはこれ以上先に進めません。
と言うか先に進みすぎて、Uターンが少し心配になりました。
押してもバイクはうんともすんともです。
バイクから降りエンジンを掛けて、ギヤは一速でえっちらおっちらバイクの向きを変えます。
さて、先にテントを張り終えたので、後は買い出しと風呂だけです。
この近所にスーパーはあるみたいですが、風呂はグーグルで検索しても近くにはありません。
風呂は、目の前に美しい仁淀川が流れているので問題ないでしょう。
スーパーで買い出しを済ませて、テントまで戻ると真っ先に服を脱いでパンイチです。
私達以外、誰もいないので問題なしです。
対岸には国道が走っていますが、立ち木が茂り走行中の車からは中年破廉恥姿を見られる事もありません。
人目があるキャンプ場では、中々こうはいきません。
美しい景色の中で、最高の解放感に浸りながら冷えたビールをやっていたこの瞬間は、正に至福の一時でした。
やがて辺りは静かに闇へと包まれていきます。
深い山中の野宿と違い、海辺や河原の野宿は開けて月明りがあるので漆黒の闇夜ではありません。
晩飯はカツオのたたき等、地元の物を中心に炭火でバーベキューです。
アルコールと疲れのせいもあり、満腹になるとすぐに眠気に襲われます。
椅子でウトウトが気持ち良かったのですが、風呂がまだです。
全裸で河原を歩き、川に浸かると想像以上に冷たく眠気が一気に覚めます。
しかしそれも束の間。
アルコール、疲れ、満腹にサッパリしたことも加わり、寝る条件がそろったので自然と直ぐに、抗うことの出来ない眠気に襲われます。
もう身体の欲求に従いました。
四国キャンプツーリング ~UFOライン完結編~ につづく
美しい中津渓谷を散策し終えた時点で、疲れが出てしまい少し早い時間帯ではありますが、今日はもうどこか静かな場所で、ゆっくりまったりする事にしました。
しかし、どこでテント張りましょうか。
グーグル先生に尋ねてみます。
中津渓谷を更に山道を進むと、夢の森公園キャンプ場と仁淀川町スカイパークがあると教えてくれました。
3連休のキャンプ場に期待はしていませんが、見に行ってみましょう。
山道を進むと、夢の森公園キャンプ場が見えてきました。
山深い場所のキャンプ場ですが、既に色とりどりのテントが立ち並び、人々の大きな笑い声が山に響いています。
この時の時刻は14時33分。
ここは諦めて更に山道を登り、仁淀川町スカイパークを見に行きます。
が、もうキャンプ場は当てにせず、野宿場所を探しながら山道を進みます。
仁淀川町スカイパーク
写真を撮り忘れたので拝借しました。
パラグライダー場の下にある、小さな芝のサイトのキャンプ場です。
パラグライダーの滑走路?があるくらいなので、結構山道を登り時間がかかりました。
ここはファミリキャンパーが1組とバイクが3台でしたが、まだ早い時間なので夕刻にかけて混雑してくる事が予想されるので、ここでのキャンプもなしです。
どちらにしても買い出しがまだなので、山を下り仁淀川町へ向かいます。
ここで、前を走るBMWのs氏が何故か仁淀川町を通過して、国道33号線をひたすら高知方面へと進みだします。
この時の時刻は15時19分
?と思いましたが、s氏に何か考えがあっての事だろうと思いついていきます。
仁淀川沿いの33号線を、15分ほど高知方面へ走った所で、私がs氏の前に出て左に寄せて、その真意を確かめます。
私「どこに向かってるん?」
s「いやぁ景色いいし、走りやすくていい道やったからついテヘ」
私「はぁそない元気やったらカルスト行くか?」
s「はぁそれは無理やろ」
もうこの仁淀川沿いの何処かでテントを張る事にしました。
丁度、河原に4輪駆動で入り、カヌーを車の屋根に積んでいる人を見かけました。
「あの辺バイクで河原に下りれるんちゃうか?」
国道から仁淀川に掛かる橋を渡ると、小浜キャンプ場の看板がありました。
このキャンプ場から河原に下りれるのでしょうか。
小浜キャンプ場にやって来ました。
トイレと水道があるだけの、無料のキャンプ場のようです。
目の前は仁淀川が静かに流れています。
河原に下りてテントを張っている人や、カヌーをしている人がいて意外と賑やかです。
私、s氏「ん~ちょっと違うなぁ」
バイクを降りて、キャンプ場の付近を歩くと見つけました。
河原のやぶの中へと続く、細い悪路を。
突っ込みます。
道と言ってもここは増水時に河底となるのでしょう。
砂と砂利とツルツルの玉石でフカフカで、ハンドルをとられてひっくり返りそうやわ、後輪が空転して前に進まずスタックしそうやわで結構大変でした。
キャンプ場から500mほど進んだ所で道は無くなり、少し開けた場所がありました。
そして、誰もいません。
今夜はここで過ごします。
時刻は16時53分
石がこの大きさになるとフレームの底にヒットし、バイクはこれ以上先に進めません。
と言うか先に進みすぎて、Uターンが少し心配になりました。
押してもバイクはうんともすんともです。
バイクから降りエンジンを掛けて、ギヤは一速でえっちらおっちらバイクの向きを変えます。
さて、先にテントを張り終えたので、後は買い出しと風呂だけです。
この近所にスーパーはあるみたいですが、風呂はグーグルで検索しても近くにはありません。
風呂は、目の前に美しい仁淀川が流れているので問題ないでしょう。
スーパーで買い出しを済ませて、テントまで戻ると真っ先に服を脱いでパンイチです。
私達以外、誰もいないので問題なしです。
対岸には国道が走っていますが、立ち木が茂り走行中の車からは中年破廉恥姿を見られる事もありません。
人目があるキャンプ場では、中々こうはいきません。
美しい景色の中で、最高の解放感に浸りながら冷えたビールをやっていたこの瞬間は、正に至福の一時でした。
やがて辺りは静かに闇へと包まれていきます。
深い山中の野宿と違い、海辺や河原の野宿は開けて月明りがあるので漆黒の闇夜ではありません。
晩飯はカツオのたたき等、地元の物を中心に炭火でバーベキューです。
アルコールと疲れのせいもあり、満腹になるとすぐに眠気に襲われます。
椅子でウトウトが気持ち良かったのですが、風呂がまだです。
全裸で河原を歩き、川に浸かると想像以上に冷たく眠気が一気に覚めます。
しかしそれも束の間。
アルコール、疲れ、満腹にサッパリしたことも加わり、寝る条件がそろったので自然と直ぐに、抗うことの出来ない眠気に襲われます。
もう身体の欲求に従いました。
四国キャンプツーリング ~UFOライン完結編~ につづく