ハーレー串本ツーリング ~青天の霹靂~ [ツーリング FLH]
10月20日(土)
ハーレー串本ツーリング ~秘境の海へ~ からの続き
大阪府から、日本最大の半島「紀伊半島」を南北に貫く国道168号線を走り、快晴の本州最南端の町、串本までやって来ました。
串本定番ツーリングコースはここまでです。
今日の串本は「ついで」です。
串本町から太地町へと走り、
本日の目的地、秘境の海岸へと続く道までやって来ました。
勿論、秘境の海岸という地名はないです。私が勝手に秘境と言っているだけです。
そこはサーフィンをやっていた頃に、紀伊半島南部の海岸線をしらみつぶしに、波を探し求めていた時に偶然見つけました。
波が全てで、景色に興味を持てなかった当時の私でも、まるで映画の世界の様な、恐竜が出てきそうな手付かずの自然、そして雄大かつ秘境感溢れる景色に圧倒されたのを今でも良く覚えています。
そこは観光地ではないので、当然遊歩道など何も整備されておらず1km以上?、岩場を歩かなければたどり着けません。
車やバイクで行けるのは途中までです。
ちなみに、サーフィンは砂浜だけでなく、こんな磯でもやります。
砂浜の波をビーチブレイク。
磯などの波をリーフブレイクと呼びます。
先へと進みましょう。
ガードレールの無い、海のすぐ近くを走る道は美しく絵になります。
写真技術とセンスが、ヘッポコなのが残念です。
人の気配を感じない気持ちいい道を進むと、
あらまぁ・・
そんなまさか・・・
落石の為と書いてあります・・
これは仕方ないですね・・・
心の中では(アホかボケェ!石くらいさっさと片付けろや!ボケェ!)
どうしましょう・・
せっかくここまで来たのでちょっと歩いてみます。
道の脇にバイクを止めて少し歩くと、
見えてきました。目的地の海岸の入口が。
インスタ映えしますか?
私インスタとかやってませんが。
しかし様子が変です。
落石の為と書いていますが・・
落石には見えません。
作為的に石を積んでいるのは明らかです。
キャタピラの跡もあります。
落石で通れないのではなく、
石を積んでこの先は通さない!
強い意思表示が伝わってきます。
いったいどこの誰が何の為にこんな事を・・
さて、困りました。目的地の海岸はあの岬の先端です。
歩いて行けるかどうかの問題ではなく、長時間バイクの傍を離れることが出来ません。
ここから先によそ者が足を踏み入れる事を、快く思わない者がいる可能性があります。
目的地の秘境の海岸は諦めるしかなさそうです。
残念ながら目的地にはたどり着けませんでした。
もうバイクの傍の、人けの無いこの海岸で昼飯を食って帰りましょう。
さて、おにぎりを食ったしそろそろ大阪へ帰りましょう。
ここから大阪府の自宅までは渋滞を考慮して下道で5~6時間ほどでしょうか。
歳のせいか夜目が弱くなってきたので、明るいうちに18時くらいには帰りたいです。。
42号線を新宮方面へ進みます。
那智勝浦もきれいなバイパスが出来ていてアクセスが良くなりました。
ヒャッハー!とか言うでしょう。
新宮からは紀伊半島の山間部を走る、168そして169号線を北上します。
山間部は曇天で気温もぐっと下がります。
道は貸し切りで、ひたすら4速トップギヤの快走が続きます。
中低速のトルクが確実に粘り強くなったノーマルマフラーは、適度なカーブが続く山道と、市街地の走行を、余裕のある走りに変えてくれました。
音も静かで好感がもてます。
ショベルヘッドエンジンの特性を堪能しながら走り続け、
きなりの湯の近くの公衆トイレで休憩します。自宅まで後3時間くらいでしょうか。
寒くなってきたので、革ジャンの下にトレーナーを着込みましょう。
さて、煙草と缶コーヒーをやって出発です。
国道169号線をひたすら北上し、
笠置町方面へ走ります。
夕刻の秋の景色やわぁ~。
笠置町の小さな滝と小さなモミジ。紅葉が楽しみです。
国道163号線沿い、笠置町のドライブインで最後の休憩。
ここまでの山道は、操作性を重視してシートのスプリング機能をキャンセルして走りました。
ここからは、乗り心地を重視してスプリング機能を効かせます。サスがビヨンビヨン、シートもビヨンビヨンの夢心地です。
やはりこのシート、見た目はボッテっとしていて、ダサくてドンくさい様にしか見えませんが、非常に機能的でライディングの楽しみを、そして喜びに大きく貢献してくれます。
さて、煙草を一本やって出発します。
このまま夕刻の163を進めば大阪方面は渋滞必至です。
遠回りをして渋滞を避けようかと考えながら、
走っていたのに163を走り続け、やっぱり渋滞にハマります。
空いていれば30分のところを、1時間以上かかりました。
シートが高く、足つきは両足のつま先がチョンなので、結構な渋滞のストップアンドゴーは大変です。
また、この時期でも1時間近くの渋滞路は、流石にオーバーヒートの可能性があります。
セルスターター付きの特権、アイドリングストップで渋滞を乗り切ります。
クラッチを握る、左手の握力に疲れを感じた頃、
大阪の街が見えてきました。明るいうちに帰れてよかったです。
そして、
17時33分無事に自宅ガレージに到着。
本日の大体のルート
走行距離はメーター読み485km
燃費はリッター19,91km
往路の天理~五條は高速道路無料区間を走りましたが、国道168号線と那智勝浦のバイパス整備が進んだ事もあり、ほぼ下道を大阪~串本を4時間半ほどで行ける様になりました。
目的地の海岸へたどり着けなかったのは残念ですが、無事故無違反、些細なバイクトラブルもなく、美しい本州最南端の海に大変ご満悦です。
ハーレー串本ツーリング ~秘境の海へ~ からの続き
大阪府から、日本最大の半島「紀伊半島」を南北に貫く国道168号線を走り、快晴の本州最南端の町、串本までやって来ました。
串本定番ツーリングコースはここまでです。
今日の串本は「ついで」です。
串本町から太地町へと走り、
本日の目的地、秘境の海岸へと続く道までやって来ました。
勿論、秘境の海岸という地名はないです。私が勝手に秘境と言っているだけです。
そこはサーフィンをやっていた頃に、紀伊半島南部の海岸線をしらみつぶしに、波を探し求めていた時に偶然見つけました。
波が全てで、景色に興味を持てなかった当時の私でも、まるで映画の世界の様な、恐竜が出てきそうな手付かずの自然、そして雄大かつ秘境感溢れる景色に圧倒されたのを今でも良く覚えています。
そこは観光地ではないので、当然遊歩道など何も整備されておらず1km以上?、岩場を歩かなければたどり着けません。
車やバイクで行けるのは途中までです。
ちなみに、サーフィンは砂浜だけでなく、こんな磯でもやります。
砂浜の波をビーチブレイク。
磯などの波をリーフブレイクと呼びます。
先へと進みましょう。
ガードレールの無い、海のすぐ近くを走る道は美しく絵になります。
写真技術とセンスが、ヘッポコなのが残念です。
人の気配を感じない気持ちいい道を進むと、
あらまぁ・・
そんなまさか・・・
落石の為と書いてあります・・
これは仕方ないですね・・・
心の中では(アホかボケェ!石くらいさっさと片付けろや!ボケェ!)
どうしましょう・・
せっかくここまで来たのでちょっと歩いてみます。
道の脇にバイクを止めて少し歩くと、
見えてきました。目的地の海岸の入口が。
インスタ映えしますか?
私インスタとかやってませんが。
しかし様子が変です。
落石の為と書いていますが・・
落石には見えません。
作為的に石を積んでいるのは明らかです。
キャタピラの跡もあります。
落石で通れないのではなく、
石を積んでこの先は通さない!
強い意思表示が伝わってきます。
いったいどこの誰が何の為にこんな事を・・
さて、困りました。目的地の海岸はあの岬の先端です。
歩いて行けるかどうかの問題ではなく、長時間バイクの傍を離れることが出来ません。
ここから先によそ者が足を踏み入れる事を、快く思わない者がいる可能性があります。
目的地の秘境の海岸は諦めるしかなさそうです。
残念ながら目的地にはたどり着けませんでした。
もうバイクの傍の、人けの無いこの海岸で昼飯を食って帰りましょう。
さて、おにぎりを食ったしそろそろ大阪へ帰りましょう。
ここから大阪府の自宅までは渋滞を考慮して下道で5~6時間ほどでしょうか。
歳のせいか夜目が弱くなってきたので、明るいうちに18時くらいには帰りたいです。。
42号線を新宮方面へ進みます。
那智勝浦もきれいなバイパスが出来ていてアクセスが良くなりました。
ヒャッハー!とか言うでしょう。
新宮からは紀伊半島の山間部を走る、168そして169号線を北上します。
山間部は曇天で気温もぐっと下がります。
道は貸し切りで、ひたすら4速トップギヤの快走が続きます。
中低速のトルクが確実に粘り強くなったノーマルマフラーは、適度なカーブが続く山道と、市街地の走行を、余裕のある走りに変えてくれました。
音も静かで好感がもてます。
ショベルヘッドエンジンの特性を堪能しながら走り続け、
きなりの湯の近くの公衆トイレで休憩します。自宅まで後3時間くらいでしょうか。
寒くなってきたので、革ジャンの下にトレーナーを着込みましょう。
さて、煙草と缶コーヒーをやって出発です。
国道169号線をひたすら北上し、
笠置町方面へ走ります。
夕刻の秋の景色やわぁ~。
笠置町の小さな滝と小さなモミジ。紅葉が楽しみです。
国道163号線沿い、笠置町のドライブインで最後の休憩。
ここまでの山道は、操作性を重視してシートのスプリング機能をキャンセルして走りました。
ここからは、乗り心地を重視してスプリング機能を効かせます。サスがビヨンビヨン、シートもビヨンビヨンの夢心地です。
やはりこのシート、見た目はボッテっとしていて、ダサくてドンくさい様にしか見えませんが、非常に機能的でライディングの楽しみを、そして喜びに大きく貢献してくれます。
さて、煙草を一本やって出発します。
このまま夕刻の163を進めば大阪方面は渋滞必至です。
遠回りをして渋滞を避けようかと考えながら、
走っていたのに163を走り続け、やっぱり渋滞にハマります。
空いていれば30分のところを、1時間以上かかりました。
シートが高く、足つきは両足のつま先がチョンなので、結構な渋滞のストップアンドゴーは大変です。
また、この時期でも1時間近くの渋滞路は、流石にオーバーヒートの可能性があります。
セルスターター付きの特権、アイドリングストップで渋滞を乗り切ります。
クラッチを握る、左手の握力に疲れを感じた頃、
大阪の街が見えてきました。明るいうちに帰れてよかったです。
そして、
17時33分無事に自宅ガレージに到着。
本日の大体のルート
走行距離はメーター読み485km
燃費はリッター19,91km
往路の天理~五條は高速道路無料区間を走りましたが、国道168号線と那智勝浦のバイパス整備が進んだ事もあり、ほぼ下道を大阪~串本を4時間半ほどで行ける様になりました。
目的地の海岸へたどり着けなかったのは残念ですが、無事故無違反、些細なバイクトラブルもなく、美しい本州最南端の海に大変ご満悦です。