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スポーツスター 純正戻しの壁 [その他 XLH]

8月26日(土)雨のち曇り



愛車のXLH883スポーツスターは、94年の10月に新車で購入した95年モデルです。


当時はレーサーレプリカブームが終焉を迎え、ゼファー400等のネイキッドバイク、スティード、SRが流行しだした頃です。


この頃はまだ、バイクの大型免許制度がなく400CC以上のバイクに乗るには、いわゆる「限定解除」をしなければなりませんでした。


この制度の存在が、当時のオートバイ市場の主流を400CCクラスにしていました。



その後96年か97年?くらいに免許制度に改正がもたらされ、大型自動二輪免許が制定されました。


ハーレーが飛躍的に販売台数を伸ばしたのはこれ以降です。


90年後半のハーレーの主流は断トツでソフテイルで、ウルトラ系(当時の呼び方)はご年配の方が乗るバイクのイメージでした。


そしてハーレーの売り上げに貢献した、ソフテイルやダイナに乗る30代~50代の人達は、皆競い合う様にカスタムをしていました。


私も当時は20代です。


ハーレーをノーマルでは乗れませんでした。


ローダウン、ハンドル、直管ドラッグパイプ、フェンダーカット、全塗装などのメニューをこなし次に幼稚な私の魔の手が及んだのは、レイクツリーでした。


多分6度レイクだったと思いますが、このトリプルツリーに替えるにはフレームのハンドルストッパーを切断しなければなりません。





20代の若者はためらわずに切りました。


ついでに切る必要のない南京錠を掛けるストッパーまで切りました。


ご丁寧にキレイに整形、塗装を施し、絶対に後戻りしないと決めた20年前の決意を今も見せています。


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絶対に元に戻らないとは言いませんが、ここを元に戻すのは大変です。



無題.png273.png


純正のトリプルツリーに戻し、ヘッドライトバイザーの顔になれば、ほぼスポーツスターになるのですが・・・




今は少しずつ戻せる所から元に戻して、ノーマルに近づいてきています。


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顔を見なければ大分いい感じになってきています。



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顔は最後で、次はステップを戻さなければ。


ヤフオクと呼ばれる戦場で、夜な夜な孤独な戦いは続きます。






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