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ハーレー ショベルヘッド 四国カルスト キャンプツーリング [キャンプツーリング FLH]

5月20日(土)晴れ



朝6時に自宅を出発。


既に渋滞ぎみの中央環状線を、吹田方面へと走り7時前に中国自動車道「吹田IC」より高速にのる。


関西の人にはおなじみとなっている中国自動車西行き「西宮名塩」付近までの渋滞十数キロをやり過ごし、山陽自動車道を西へと向かう。


四国への上陸は瀬戸中央自動車道を利用する。


この日は天気が良く、橋の上からは瀬戸内海の美しい景色を遠くまで見渡すことができ、路肩に停車したくなる誘惑に襲われるが、そういう訳にはいかず「与島PA」に立ち寄る。

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この時の時刻は9時52分。


渋滞していたわりには、まあまあ良いペースだ。


単調な高速道路を走っているときに、長距離ツアラーバイクに要求される資質について考えていた。


高速巡行に音を上げないタフなモーター、最高速、サウンドシステム、積載能力、タンデムそして荷物を満載しても安定したハンドリングを提供する強靭なフレームとサスペンション。


人によってバイクに要求することは様々だろう。


私にとっての長距離ツアラーに必要な資質は、いかに「ライダーを飽きさせないか」がもっとも重要だ。


ショベルヘッドエンジンはタフだが、残念ながらFLHには強靭なフレームやサスペンションは備わっていない。


しかし法定速度プラスαくらいの、速度域でエンジンが発するフィーリングは素晴らしく、「いつまでも何処までも走っていられる。」


以外と思われるかもしれないが、この速度域では体感としてよく言われる「鼓動感」は伝わってこない。私にはショベルヘッド=ハーレー最強の鼓動マシンとは思えない。


拍子抜けするほどエンジンはクリアーな回転を続けている。


しかし電気モーターのように味気ないものではない。「体感」ではなく「感覚」で、爆発燃焼工程をへて、重いフライホイールが慣性で回転し続けている事を感じとることができる。


例えるなら、実際に「振動」として脈などが伝わっている訳ではないが「隣で寝ている女房の心臓の鼓動や脈を感じる」と言ったところだろうか。 ・・・少し違うかも


この感覚はもう一台所有しているXLH883にはない。


ショベルヘッドなら単調な高速道路も飽きずに楽しい。





ちなみに私の思う、ハーレー最強の鼓動マシンはエボFXRだ。





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11時半頃に高知自動車道「大豊IC」より国道439号線で、仁淀川町方面へと向かう。


国道439号線といえば「酷道ヨサク」として知られているが、この区間はよく整備されていてツーリングには最適な快走ルートだ。


初夏の香りがする新緑の景色の中、自然とペースが上がってしまい、自制する場面が何度もあった。


途中、道の駅「633美の里」で昼食をとった。


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仁淀川町付近の橋の上


仁淀川ダム沿いを走り、440号線経由でカスルトを目指す。


地芳峠までは道幅は狭く、落石、コケ等のオプション付きの登りが続くが、このくらいの峠は日本中どこにでもある。











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14時05分に四国カルスト姫鶴平に到着。


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ん~やっぱり跨ぎたくなる。


15時くらいに、天狗荘より四国カルストを後にする。


その後439号~197号、県道19号線で四万十川源流付近を走り、キャンプ場へと向かった。


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この時の時刻は16時03分






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16時半くらいに「天満宮前キャンプ場」に到着。


ファミリーキャンパーが3組いたが、今日はここを寝床にすることにした。


テントを張り買い出しを済ませ、シャワーを浴び椅子に腰を降ろしたのは18時前だった。


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このキャンプ場の近くには入浴施設がないので、道中で済ませるか、キャンプ場のシャワーを利用するかになる。


買い出しは、近くに(5分くらい)「Yショップ」があるが、スーパーほどの品揃えとはいかない。


22時くらいにテントで横になったが、遠くから聞こえるファミリーキャンパーたちの、宴会の笑い声と、耳元でゲコゲコと騒ぎ立てている無数のカエルの声でなかなか寝付けなかった。

















5月21日(日)晴れ時々曇り


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翌朝は6時に起床


付近には朝霧が立ち込めていた。


まだ寝ていると思われるファミリーキャンパーを起さないように、エンジン始動後は暖機なしで早々にキャンプ場を立ち去る。


県道19号線を四万十川沿いに走り、国道56号線から無料区間「四万十町中央IC」より高速道路で帰路につく。


大豊ICで高速道路を降り、ここからは下道でボチボチ帰宅する。


大豊ICより国道32号線を走る。この道は大歩危、小歩危で有名だが、私には快適なツーリングルートとは思えない。


片側一車線の道路が川沿いに緩くカーブしながら続くが、大型トラックが多く走り、場所によっては離合に困り停車する。走り出しても30キロ前後でノロノロ運転ひたすらが続く。


ちなみに大歩危小歩危の意味は、大歩危は「大股で歩いたら危ないよ」


小歩危は「小股で歩いても危ないよ」だそうだ。


徳島から鳴門大橋を渡り、淡路島の西側海岸を走り明石大橋を渡り17時前に帰宅。


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メーター読みで2日間の走行距離は914km
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消費燃料は43,5Lで、平均燃費は21,01km/Lだった。










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